当院の治療方針

①当院は漢方診療専門クリニックです「初めての方へ」をご覧ください)。

漢方は、効いた場合の効果が現代医学に劣ること

漢方は、現代医学よりも人によって当たり外れが大きいこと

漢方は全人的医療とはいえ、医師によってみれる病気や症状専門)が違うこと

などをご了承ください。

 

 

②漢方よりも現代医学のほうがよい場合も多く、そのときは現代医学をお勧めします。

 当院は漢方(伝統医療)を標榜していますが、21世紀の先進国で漢方をやっているわけです。まずは現代医学での各専門科でしっかり診てもらってください。

 漢方は現代医学の脇役、補佐役に徹するべきだと考えています。いずれの場合も、現代医学的に検査などを済ませてから、受診してください。
 「何でもとにかく漢方で治す」という考えは持っておりませんので、そのような治療をご希望の方には向いていないと思います。

 

 

③当院では漢方治療を健康保険の適用できる範囲内で行っています。

 健康保険診療にはルールがあります。結構厳しいため、例えば漢方エキス製剤は3種類以上は処方できません(漢方薬以外にも、湿布、ビタミン剤、保湿剤、向精神薬なども年々厳しくなっています)。

 煎じ薬対応もできますが、健康保険の適用できる範囲内で行っています。
 
 ただし、漢方薬の原料は中国からの輸入が多く、原価が軒並み上昇していて、その割に保険薬価は全体に下げられていますので、調剤薬局は”高く仕入れて安く提供する”赤字の状況になっています(生薬取り扱い薬局が激減しているのもこのためだと思われます)。この傾向は当面続くでしょうから、いつまで保険治療が可能か、非常に厳しい状況です。また、健康保険のルールも年々厳しさを増しており、「以前は〇〇病に使えた薬が、もう使えなくなった」というようなケースもあります。漢方治療は、このように非常に厳しい状況にあることをぜひご理解ください。

 当院は薬の販売店ではありませんので、「〇〇(薬の名前)を何日分ください」などというご希望には添いかねます。

 

④5~6回通っても症状が改善しない場合や、治療方針に納得がいかない場合などは、お引止めは致しません、ほかの漢方専門医療機関へ転院なさってください。